中国からアトピーを悪化させる黄砂が・・・:アトピー治療改善悩み相談辞典


中国からアトピーを悪化させる黄砂が・・・

春先は、花粉が原因でアトピーが出る方には辛い季節ですが・・・近年さらにこの春先にアトピーを悪化させるものがでてきました。


黄砂というものをご存じでしょうか?


黄砂とは、中国北西部の黄土地帯やゴビ砂漠・タクラマカン砂漠などの非常に細かい黄色い砂が、上昇気流やジェット気流により日本などの他の地域へ飛散・拡散するものです。

春にやってくるこの黄砂の量や回数が、増えてきています。


2002年などは最大級の飛散が確認されており、この黄砂の影響で仙台では視界が5kmまで落ちたようです。


この黄砂は、砂の微粒子が飛散したものでアルカリ性の砂の粒子のため、アトピーにも影響を与えてしまいます。


アルカリ性である黄砂は肌の毛穴を開かせる効果があり、毛穴が開くことで、肌が乾燥しやすくなり、乾燥によって、皮膚表面のバリア機能を低下が低下してしまいます。


皮膚のバリア機能は、セラミドといわれる皮膚脂質が表皮を保護することでなりたっていますが、乾燥、つまり蒸発などにより、表面に付着しているセラミドが減少してしまい、肌の保護機能が低下してしまうことになります。


肌がアルカリ性になると、アトピー患者はもともと皮膚の保護能力が落ちていることもあり、黄砂の影響によってアトピー症状が悪化してしまうことが十分考えられるのです。


アトピーと黄砂の関係は、最近になって取り上げられたばかりですので、まだ特別な対策や予防などははっきりしませんが、今後ますます増えてくる可能性がありますし、汚染物質が含まれている可能性もあり、黄砂については、十分注意していかなければならないとものとおもわれます。

2008年2月29日|

カテゴリー:アトピーの基礎知識